浮気をする人、しない人

　人は本能的に浮気願望を持っていて、当然ともいえます。ですが実際に浮気をしない人ももちろん存在します。どんなタイプが浮気しにくいのか、そして浮気しやすいのか見ていきましょう。
　浮気をしない人は、慎重で人生のリスクバランスを心得ている人が多くなっています。浮気をしたいという本能があっても、リスクが大きければ浮気の道は選びません。自分の感情をコントロールできる人が最も浮気をしない人といえます。ただ、こうした人は性的に淡泊な事も多く、逆に浮気されやすいタイプである事もしばしば。
　浮気をしない人といえば、真面目なタイプが思い浮かぶかも知れませんが、意外と迫られると弱い人もいます。真面目だからこそ思いを寄せられると、断ることが不誠実にも思えてしますのです。ただ、真面目で優しい人は浮気してしまっても強い罪悪感を持っています。浮気をする人は、たいてい繰り返しますが、真面目なタイプの人は繰り返すことは少なくなります。ただし、浮気ではなく本気になってしまう危険も持っています。
　次に浮気をしにくいのは、のめり込むような、そしてひとりで楽しめるような趣味を持っている人です。趣味に夢中になっていられる人は、男女関係で充足感を得ようとは考えません。自分ひとりでも人生を楽しめる人は、わざわざ浮気しようとは考えないのです。ですから、逆に恋愛至上主義とまではいかなくても、ひとりで遊べない人は浮気しやすい事になります。
　それから、人間関係に対して、面倒くさがりでものぐさな人。こういうタイプも浮気はしません。理由はもちろん面倒だからです。浮気をすると、人間関係のごたごたは起こります。感傷的になった人間と接するのが苦手な人は、自分で騒動の種をまこうとは思いません。
　浮気をしやすいタイプの人は、自分に自信がない人、逆に自信過剰な人が多くなります。いずれにしても自己愛が強いタイプです。このタイプの人は、浮気された場合は、絶対に許さない人も多いですね。相手を強く束縛したがる人が多いわりに、別れるのも比較的早い事が多くなります。